「掌編とか」を含む小説

家を出ることにした。 場所を決め、手続きをして、そして移動日はいつにしようか。いざ決心して両親に告げると、父が「俺が運転する」と言い出した。家に置いていこうと思った実家の面影ごと…

1話130字程度、どこか不穏な日常を描いています。それぞれ単独作品ですが、ゆるーく繋がっていたり繋がっていなかったりもします。 毎年11月に開催される小説展覧会「Novelber…

twitterでの企画『＃ノベルバー』に投稿した作品をまとめた作品集です。 切ない系から狂気溢れるものまで、様々なジャンルを取りそろえております！ 全て掌編か短編で一話完結のお話…

年末の一日――彼の祖父の火葬の日のお話です。エッセイでも私小説でもありません。

#ノベルバー参加の140文字の読み切り掌編小説を、のんびり収録します。 エッセイのつもりで書いてみようとして、ファンタジーやいろいろな姿になりました。 11/1-30までの30話…

息を引き取る間際の男の魂を救ったのは、幼い孫娘との不可思議な交感だった。同人誌の競作テーマ「あの頃に遭いたい」から着想した掌編。1994年執筆。

魔王を倒した勇者が建国したアルスバトル公国。その次期辺境伯の勇者の双子の妹、二人目の勇者の私ことミリアム・アルスバトルは『余り者の勇者』と呼ばれていた。 理由があって、あまり目立…

「ねぇ？　おかあさん？　一番強い動物って何？」 寝つけぬ子供の純粋な好奇心に、母親は真摯に答え続ける。 ありったけの愛情をもってして……。 優しくも切ないＳＦ掌編。

二次会、カラオケボックス、思い描いた姿ではない自分、琥珀色の憧憬。 何もかもがうまくいかなくて至った現在に、希望を爆発させた彼の話。

ほぼスクロール不要の超短編。

『現実の世界に『勇者』や『魔王』という職業があったら』、という想像をしながら書いています。 シリーズって書いてますけど、どの章から読んでも特に問題ないです。 ストレス発散で書い…

掌編小説で書いたものをAIのべりすとでぶん回したものです。整合性とかおかしい所ありますが、普通に面白かったです。自分が小説書くより面白いのが悲しい所ですが（苦笑） AIが考察の…

掌編詰め合わせ

アフターコロナのちょっとだけ未来の北摂、茨木市を想像した何も起きない、何も起こさない掌編小説。カクヨムは、武藤幸弘編。 関連作は以下で掲載中。 浪川瑞希編 https://n…

斉の釣り名人張起は西方の渭水に釣りをする仙人の噂を聞くも、あり得ない嘘と一蹴する。 その日の夜、彼は夢でその仙人と出会い……。 ※注意※ 特にオチのない名人伝風小話です。 表現…

＜「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト＞参加作品 ある日、平太が帰宅すると、玄関に異様なものが積みあがっていた。 ※この作品はフィクションで…

能「敦盛」では、源平合戦の一ノ谷の戦いで、若干一六歳の敦盛の首を取った熊谷直実がその弔いに蓮生（れんせい、あるいは、れんしょう）法師として一の谷にやってきます。そこで敦盛の亡霊と…

何でこんなことを思いついたのだろうか。

まさかの恋愛です。少しだけほっこりします。一切反省していない。