「和風」を含む小説

悪い女と悪い男、彼らにとってはこれが日常 ※中編版はこちら↓ 【白華と龍〜その華は龍を喰らいて炎を吐く〜】 https://kakuyomu.jp/works/16818093…

　瑞穂国の我妻家に生まれた影成は闘魂士の端くれだった。 　高校生として学園生活を守ろうとするも、すぐに母の呼び出しにより台無しになってしまう。重鎮揃いの会議の中で告げられたのは、…

赤子の頃から、蓮花の如き薫りがするからと馨子（かおるこ）と娘は名付けられた。 父は著名な歌人の清原元輔である馨子はすくすくと成長する。後に、結婚はしたが。馨子は夫と不意の事で別れ…

僕は神社で生まれ育ち、父の後を継いで神主になった。ウチの神社には、他所とは違う秘密がある。それは、神様がいるということだ。 そんな神社での、元旦の朝の一幕。

　小咲姫はある日、自分の白湯の家に居候をするためにやってきた美しい少年。若草藍に出会い、生まれて初めての恋をした。

高校生の鴉羽 修斗（からすば しゅうと）はある日、帰り道によく見掛ける不気味な『神社のない鳥居』に吸い込まれ、気付いた時には見知らぬ森の中に居た。そこで沙羅神 夜波（さらがみ よ…

病室での孤独死をした男。 交渉の結果、怨霊が日常にありふれている世界に転生した。 名家の一人娘として生まれ、自分の未練を叶えるために

王宮内で洗濯係の使用人として働くレーナは、二ヶ月前事故に遭って以来、正夢のようなおかしな夢を見るようになる。 それは近い未来を予見する“予知夢”だったのだが、異世界の前世の記憶も…

鬼の襲撃に怯える村々が舞台。ある夏の日、老婆が川から拾った不思議な桃から、予期せぬ悲劇が始まる。

俺の名前は「御門 万平（みかど まんぺい）」現在22歳ってか。 俺は一般男子よりかなりスケベだと自負している。 だけどまだ童貞・・・頭の中はスケベで渦巻いてるけど行動がともなっ…

　世は神戦国時代。ここ蓬莱の国では各地の守り神が突然人々の命を奪う様になり、人類はそれに対抗すべく神を殺す武器、『神殺器』を生み出した。そうして神と人類が生きるか死ぬかの戦いを始…

　先日、我が家に『白羽の矢』が立ちました――。 『身代わり贄姫』となった千歳は船から落とされ、漂流先の離島で売られた先は、なんと花街。 　千歳を買ったのは、奇しくも生贄として嫁…

人間×人外を中心とした、幻想短編集。 愛した人の葬式の夢を繰り返す話／白蛇の嫁が冬眠する話／…ほか どの話から読んでも差し支えありません。 初めての投稿になります。少しでも何…

　くのいちであるキサラは、隠密隊の一員として国の汚れ仕事を請け負っていた。過酷な日々の中、彼女にとって唯一の楽しみは眠ること。幸せは夢の中にしか存在しない。 　しかしキサラはある…

～カクヨムコンテスト10【短編】参加作品～ 「ねえ、あなた、死ぬの？」 死ぬの？ そう言って口元を緩め、残酷に微笑む少女。十五歳くらいの少女は、見たこともないような美しい…

　豊葦原中国を統べる狼の皇子である青星は、七歳になり、真神の社を訪れる。そこでは、先祖の姿に化身できない代わりに、神々の声を聴く巫子が仕えていた。 　初めての都の外に、好奇心を抑…

東京での仕事を離れ、祖母の住む壱岐島でゲストハウスを開業した瑠唯。ところが、開業初日に人語を話すオッド・アイの白猫にからまれ、「神の化身である自分を養え」と迫られる。 神を意味す…

　毎夜、歓楽街に訪れる山高帽の男。時に遊女を買い、時に酒に溺れる。それらは全て、彼の欲を満たすための支度に過ぎない。 　近頃は、＂赤烏＂という街一番の遊郭に面した茶楼の二階が男の…

探偵社は今日も謎を解き、あやかしを従える。 今回の依頼人は西園寺鞠子嬢。齢17にして西園寺の当主である。鞠子嬢の父君の身におきた奇怪な殺人事件。これが今回の仕事である。さあ、探偵…

　類い稀なる美貌の青年・花海(はなみ)は巷で有名な芝居一座の花形役者。彼はある約束を果たすため、街を離れ都を目指す旅に出ることに。しかし用心棒に雇った剣士は、まだ幼さの残る少女の…