因果の糸

早緑いろは

主な登場人物

(随時追記・修正が入ります)

2024年10月16日 人物追加。

2024年11月3日  人物追加。


大谷 紀乃おおたに きの

主人公。五歳のときに幽霊に憑かれたことをのぞけばごく一般的な女子中学生(と本人は自認している)。

性格は一言で言えばのんびり屋。しかしいざというときの決断は早い。

五歳にして幽霊と一蓮托生になることをあっけらかんと受け入れる肝の太さが持ち味。

劇中まだ描写できていないが、左目の下と右側の口元にほくろがある。(作者Twitterのメディア欄を参照のこと)

とある事件がきっかけで、緩やかな日常が変化することに。


形部ぎょうぶ

紀乃に憑く幽霊。大体四百年位前の人。

ものを動かしたりは当たり前、とうとう体に突っ込んで人の経歴等を盗み取る術まで覚えたチート幽霊。

弱点は実体がないので視覚と聴覚以外の感覚がないこと。

紀乃のことを優しく見守るが、時々ぶちぎれて説教してくる。

自らを光源氏にたとえるなど不遜極まりないが、実際そのぐらい美形。



石田 佐月いしだ さつき

紀乃の親友。幼稚園から今に至るまで一緒にいる。

頑固者で頭でっかち。のんびり屋の紀乃とは真逆ゆえに馬が合う。

小五の事件以来、紀乃にやたらとひっつく。

仏頂面がデフォルトだが、顔だちは美形。


山内 一美やまうち かずみ

紀乃の担任の先生。一年生からずっと持ち上がり。

国語担当(現文、古文)。名前でよく誤解されるが男性である。

今時の先生にしては口が荒いが、生徒思いのいい先生。

保護者から人気が出る程度にはイケメン。


大谷 隆志おおたに たかし

紀乃の曽祖父。大分で住職をやっている。

だいぶ高齢だが矍鑠としている。紀乃と刑部の運命を決定づけた張本人。

地元どころか全国的に有名な霊能力者。さすがに年が年なので、今は半ば隠居生活を送っている。

定番ではあるが、若いころはイケメンだった。


大谷 泰政おおたに やすまさ

紀乃の父。現役キャリア警察官。

妻の死後、両親に紀乃を預け自らは仕事に没頭してきた。

しかし突然、官舎に紀乃を引き取ると言い出した。なお実態は放置だったので家族会議する羽目になった。

背が高く精悍な顔つきで、いかにもキャリア官僚という容姿。


北河 勝治きたがわ かつはる

紀乃の伯父。かつてはキャリア官僚、現在は北海道で牧場経営。

数年前に電撃婿入りするまで、両親とともに紀乃の養育にかかわってきた。そのせいかたまに紀乃の父親だと勘違いされている。

大らかで明るい性格。子ども好きで遊びに来た佐月のことも構っていた。

背が高くスポーツマン的なハンサム。


大谷 梓おおたに あずさ

紀乃の祖母。現役助産師。自宅の一部を助産院にしている。

キャリアウーマンかつ息子三人を育て上げただけあって、きびきびした女性。孫娘の紀乃のことは、厳しくしつけつつ待望の女子ということもあり、結構かわいがっている。

夫や息子たちと違い小柄。



三郎さぶろう

刑部の生前の親友。鳳家に仕える優秀な官僚だったが、事件の日に命を落とす。

しかし実際には生き延びていたものの、結局裁きの末に処刑されてしまった。

病にかかった刑部に変わらず接していたものの、内心でどう思っていたかは本人のみぞ知る。



乙宮 姫子おとみや ひめこ

至極学園二年生。

佐月の事件にかかわりがあるらしい。

乙宮という苗字の人間は刑部が生きていた四百年前にも存在し、鳳家が滅ぶ原因を作った。

三つ編みにメガネ、と地味な容姿。


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