「鏡像」を含む小説

「私」と「姉」は腰から下を分け合う結合双生児。感覚や感情を共有し、幸福に過ごしてきたが、あるとき、手術によって分離されてしまう。健常さを取り戻した「姉」は、切除された断片の「私」…

もしも鏡が逆さまのものを映す魔力を持っていたのなら、萌木小雪の鏡像は萌木小春だっただろう。双子の二人はよく似ていて、だけど何もかも違っていた。姉の小雪は雪のように白く美しい。妹の…

　あらすじ（結末まであります） ＯＬの宮下愛里は、鏡に映った自分の姿を見ることに恐怖を感じていた。小学生高学年の頃にはすでにこの恐怖症にかかっていたが、原因はどうしても思い出せな…

僕は、ゲームメーカーSEGAのサウンドコンポーザーにして歌手の光吉猛修（みつよし・たけのぶ）氏のファンで、氏の歌った『アウト・オブ・ザ・ミラー』と言う曲が好きだ。『アウト・…

夜中の２時に鏡の前に向かって『お前は誰だ？』と９９回話しかけると、鏡の中の自分がひとりでに喋り始めるという。麻里亜のクラスでもそれはウワサとなっており、何人もの生徒たちがそれを試…

鏡像世界地球。歴史もほぼ同じ歴史をたどる。西暦は２０１９年で少し違うのはが元号が 「零和」でアメリカでは女性大統領が就任。人類はミュータントとマシンミュータントと 呼ばれる乗物…

五年前に書いてそのまま押入れの中で放置していたので載せます 鏡像世界地球。歴史もほぼ同じ歴史をたどる２０１８年。ただちがうのは人類はミュータントと マシンミュータントと呼ば…

私は、彼女と共に居た。彼女は完璧な存在で、よく鏡を見ていた。 ある時、彼女の鏡像が私に眼を合わせた。それからあの眼が私を離れない。

天才女性物理学者「鏡子」は、鏡像の世界に行く装置を発明した。彼女が向こうの世界に行こうと、第一歩を踏み出したその時、起こった事とは。

中学生の時に恋愛で深い傷を負ってしまった中村翔は、その時の彼女を見返そうと恵まれた高校生活を送っていた。自分は幸せなのだと実感していた矢先、転校生田中零がやってくる。彼は自分と全…

名門女学園に通う黒崎蕾は容姿端麗文武両道聖人君子、学園中から羨望と尊敬の眼差しを向けられる超優等生。 だが彼女は一度も恋をしたことがなかった。なぜなら、自分の顔しか愛せないウルト…