「悪い癖」を含む小説

『連累』、『吉鶴話譚』 どちらもうちの出版部が出し、『連累』に関しては先輩が書いた本だ。 私小説に近く、全く関連のなさそうな二冊は、どちらも同じ人物に言及していた。むしろ、その人…

カウンセリングで臨床心理士と患者が話している。 患者は自分のやめられない悪い癖を治したいと語る。 その癖とは…？

この悪い癖があるからこそ、出会ったんだ。

　私には年子の妹が居る。 　少し甘やかされて育った妹には悪い癖があった。同じ物を貰っても｢お姉ちゃんの方が良い｣と私の物を欲しがるのだ。 　時が経つにつれ、それが無くなってきたと…

___はー、何か、面白い事でも転がって無いかね...？ 　曇天の空模様のある日、自身の”悪い癖”によって職を失い、鬱蒼とした路地裏を徘徊する無気力な男《浦崎 零司》は、楽しくは…

あの娘の名前はキャネット・ローズ。モーターレイクっていう、車しかない小さな町の外れには名のない森があって、そこに住んでいる可愛い女の子だ。森のヤツらはその娘のことを「赤バラのキャ…

前野さん主催の一次創作企画「殺伐感情戦線」のために執筆した作品です。 テーマは「凶悪」です。 ※本作品は、法律違反・いわゆる犯罪行為などを推奨・助長するものではありません。

景浦れいさんの自主企画【物語は現代から始まり、主人公が「シンデレラ（灰かぶり）」の絵本の世界の中に入ってしまい、最後はそこから脱出するという展開にすること。】というお題に挑戦しま…

シタン・ネルサ。女、冒険者、19歳。とある悪い癖のせいで周囲の人々からは真の実力を隠していると”勘違い”されている。そんな彼女だが、ワケありな主従からの依頼を受けて不穏な気配のす…

ゲロを吐く悪い癖があるけど、お世話をする俺の顔を覚えていて、顔を見ると籠から出せと盛んに鳴いて、俺しか慕ってこない実は賢い手乗りセキセイインコのちょっと可哀想なお話。

【ＰＲ文】 　高校の入学式に欠席した主人公、兄石典高（あにしのりたか）が2日目に初登校すると、教室にビキニ姿の女子がいて、なぜか兄と呼んで近づいて来る。そこへ、異形のものが現れて…

　星海社新人賞2013年冬、落選 　↑選評会では「僕に読まれて光栄だろ？」「雰囲気は好きだし共感できるところも多いけど物語の骨子がよくない」「後半ファンタジーになりすぎる」「伊…