「息ができない」を含む小説

フィボナッチの兄弟に── 自分と同じ罪を背負った兄弟達に──

ひじょうに短い詩ですので一瞬で読めます

もちろん息はできない。どこを見渡しても一寸先は闇ばかり。今、地上ではなにが起こっているのだろう。

たまたま同級生の突飛な力を知ってしまった女子高生の話。 息を止めている間だけ違う世界に行ける男子高校生の話。 息ができない世界なら、息を止めてもいいだろう。息をしなくていいだろ…

「タクチィ〜、お水の時間だよー」 ”！？” 「いっぱい飲んで、大きくなってね〜」 ジョボジョボ〜ジョボ〜〜 ”ぐぅ、うぃ、ぱぉ…、ブクブクブク…ブク……。息が、息が…でき…

十五年前に家族を失い、故郷を失い、十年前に命の恩人である師匠を失い、五年前に部下や仲間を失い、その後の五年間で、旅先で出会った人間をすべてを失った。 長年執拗に彼をつけ狙う、彼の…

窓際のベッドは私の指定席。 教室にいると息ができなくて、いつもここに逃げてしまう。 【きつねのなにかさん主催の青春短編企画用への書き下ろしです】 https://kakuyom…

昨夜オレは死んだ。突然心臓マヒを起こして、息ができなくて死ぬほど苦しいと思ったらあっさりと楽になった。享年四十三歳、まだまだこれからも楽しい人生が続くはずだった。沙紀よ、先に逝っ…

三千年にひとりと言われる超絶イケメンのとある１日の出来事です。 主人公【光る君】 恋していなければ息ができない恋愛の申し子 帝の皇子で臣下にくだったセレブ中のセレブ貴族。 カ…

　高三の早崎透は、女子校の王子様として名高い演劇部の看板女優だ。新入部員の鳴瀬詩帆と人魚姫を演じることになった。だが、詩帆は極度の上がり症。そのため、透は詩帆に役作りのために恋人…

生きている意味が見つからない「君」と、人当たりのいい「僕」の高校生の暗い友情の話です。

誰もいない世界で1人だけ、息もできずに溺れていた。 早くここから上がらなければ、目を覆われてしまうから。 おれは神様になってみたかった。 連作短編集です。

ユートピアより。お題は「そこじゃない」でした。

潜れば潜っただけの賞金がもらえるよ！！ ・息もできます ・温水なので死にません ・危険な生物もいません ・プールなので安心です 潜るしかねぇ！　このビッグウェーブに！！ …

自分がうつになって、こんなに苦しむなんて、本当に予想していなかった。 仕事の中で、笑われたり、役立たずと言われたり、それがどんどん心の中に降り積もって、雪なだれを起こす寸前だった…

ー100年に一度の大型台風直撃の夜だよ。街ごと全部飲み込んで、粉々に破壊しちゃうような台風の夜があったとして、それでも佳苗は私のこと探しに来てくれるのかな？ 特別を渇望する「佳…

老人の家に訪問介護に行っていた時に見た幽霊の実話です。

彼のために、彼女のために。 ほんの少しだけ互いを気遣い合うお話。