「妖怪と幽霊」を含む小説

妖怪や幽霊、果ては神様にも好奇心の赴くままに話しかける少年―――落山　学（らくざん　まなぶ）。 日常のいろんなことに何も感じない少年と、相棒の人面犬―――シバさんは、今日も不思議…

「この世界には、人間の知覚を凌駕する存在、『奴ら』が存在するのだよ」。怪異に遭遇しやすい体質の俺は、大学で『奴ら』の観察をしていると話す己己己己 己（いえしき つちの）と出会った…

人間も、妖怪も、幽霊も――すべての存在が肩を並べてくつろぐ不思議な旅館、「黄昏館」。 大学生１年生の慧（けい）は、偶然手にしたアルバイトのチラシをきっかけに、この奇妙な旅館で…

友だちと遊んでいた時に起きた、不思議な出来事。 家に帰ってきたけど、なぜか違和感がある。 理不尽に襲ってくる怪物たち。 幽霊あり、妖怪あり、人怖あり。 怖い話や不気味な話など、…

　5000字から10000字のオリジナル・ホラー小説を集めたもの。たまに幻想小説が混ざります。

廻間颯斗――高校二年生の彼は、ごく普通の学生のように見えるが、少し変わった一面を持っていた。誰も気づかない教室の片隅で、クラスメイトの様子を観察し、ノートにメモを残す日々。少し不…

「──みつけた」 駅のホームに落ちた少年を助けるため、咄嗟に線路へ飛び降りた椛。 迫り来る電車の光に、自分は助からないと悟り、目を閉じたその瞬間──男の声が響き、誰かに手を引か…

主人公は夜の病院で、鏡に自分の後ろ姿が映っているのを見つける。

私が以前アルバイトをしていたレストランには時々おひとりさまっていう変なのが来て、それが幽霊だか妖怪だかよくわかんないんですけどおひとりさまが来た時にはいくつかルールみたいなのがあ…

顔もよく憶えていない伯父の死でさえこれほど心がかき乱されるのだから、もっと近しい人間が死んだらどうなってしまうのだろう。たとえば、両親とか。

ある日、主人公の青斗のクラスに不思議な少女の椿が転校してくる。冷たい対応をする椿と椿の兄である炎はどうやら秘密があるらしく……

超能力を持つ猫、死猫（しにねこ）は、その力を使い続けなければ苦しくなってしまう。死猫は、エネルギーの発散のため、人々に幸せと不幸をもたらす。

怪談、オカルト、人怖など様々なジャンルにフォーカスを当てた、短編ホラー話です。 1～3話程を使って、1つの物語を作って行きます。 オムニバス形式なので、どの話からでもお読み頂けま…

リンは西暦２０９５年に生きる男子高校生。 昔、雪女にさらわれて妖怪として時を８０年過ごした。解放されたころ、世界は変貌しており、アンドロイドやガイノイドが人と共に活動していた。…

県立大学オカルト愛好研究部。 不可思議を愛する彼らのもとには時折奇妙な相談が寄せられる。 興味と享楽。そしてほんのすこしの期待……「触れてはいけないものに触れた」相談者たち。 か…

手のひらに怪談を。 怪談短編集。 誰かが体験した怖い体験談です。 あなたの日常にも、怪談は潜んでいるかもしれません。 気になったタイトルからお読みください。

　病気の母の療養のため、華やかな東京の街を離れ、自然豊かな奧間（おうま）の街に移り住んだ久遠無雲（くおん なきぐも）とその家族だったが、程無くして件の母は亡くなってしまう。これ以…

高校生龍頭琥珀は霊能力者である。 ただし、見えたり、触ったり、話ができるだけで除霊などはできない。 そのため普段から自衛のために奇行を繰り返す不審者と化していた。 そんなある日こ…