「なんかの賞には落ちた」を含む小説

西暦二三四一年。人類文明は崩壊し、地上は荒廃しきっていた。それでも人類は未だ存続し、戦闘艦に乗って大海原へと繰り出す。日々の糧として、唯一豊富な魚を得るために。 その魚が、戦闘艦…

ある日、人類の立場は暴落した。 常に自分たちは頂点であるという認識を覆す存在────世界の使いを名乗る天使たちの虐殺により、人類は滅亡の危機に直面している。 街の防衛と仮初めの平…

人口が管理され、人間は「生産」されるようになった未来。ヒトは二種類存在する。 人間とシュプリオン。 労働力として生産されるシュプリオンとは、遺伝子操作によって自我を奪われ、働…

2013年ぐらいに書いたやつ。集英社ライトノベル新人賞3次落ち作品。

　現在から十億年後。人類が滅亡した世界にのこされたのは火星と金星のロボットたちだけだった。斯様な火星において十億年前に製造され現存する最後の〈人類の存在した証拠〉だったぼくの祖父…

学生の頃、 友人主催のパーティーで知り合ったふたりが、 十年後、 再会して （2017年に一度公開したものです　再公開）

あるライトノベル新人賞一次落ちの作品です。盗作や各レーベル様への迷惑行為はご遠慮ください。 ひとりの高校生くらいの少年が居た。 かの少年は平凡な生活を送っていた。 しかし、ひょん…

あるライトノベル新人賞一次落ちの作品です。盗作や各レーベル様への迷惑行為はご遠慮ください。章をふたつに分けたのは、「カクヨム甲子園」【ロングストーリー部門】に応募する際、字数があ…

ある晴れた日。一人の女の子が警視庁曼珠警察署に、ヤマザキという刑事を訪ねてくる。 そんな小説。拙いな。お目汚しに。 東京創元社さんの「第14回　ミステリーズ!新人賞」に応募した…

記憶を失ったひとは案外記憶を失ったまま環境に馴染んで新しい人生を生きていくことも多いのだとか。 自分の場合もそうやってこの素朴な町で普通の小学生生活を、と思ったら「ヒーローにカ…

「笹塚島事件同窓会」を一旦取り下げ、代わりにこちらの短編を投下しておきました。 ピクシブで開催されたコンテストに出した『フェイク』という作品の、スピンオフ短編です。本編『フェ…