「掌編とか」を含む小説

49日目。最期の最後の夜。 僕は自分の残り香を探しに、今の世界を微睡の中で、この街を走り回って行く。

とても心地好い春の陽気すら恨めしく思ってしまう日のお話です。 ※Twitterとpixivにあげた作品を横書き仕様にしたものです。

俺は、ある大企業の御曹司。正確には、愛人の子だ。 それまで普通の生活を送っていたんだが、後継者不足に悩んでいる本当の父親が、苦肉の策で俺を認知し、生活はがらりと変わった。 その日…

『グルメ小説コンテスト』用書き下ろし掌編第２弾です。 出羽国の戦国大名最上義光は今こそ小癪な甥に一泡吹かせてやると逸っていた。 重臣の氏家守棟はとある懸念を示すが、一笑に付して…

今、頑張っている人、辛い思いをしている人……その他全ての人に届いてほしいです。

飲む、僕は飲む。

さらっと読める掌編小説です。 枯れ木も山の賑わいで、20年近く前に書いたものをひっぱってきました。 ご笑覧いただければ幸い。

思わず猫にほだされてしまいそうな掌編を投稿していく予定です。 「猫になりたい」 失職、失恋。 不運は往々にして重なるもの。 彼女は慣れないお酒につぶれ、猫に泣き言を聞いてもらう…

　ネコマタを祖父に持つネコマタ候補の猫と、ある一家のひとコマ。 　2022年２月22日に公開するためだけに書いた突貫掌編です。クオリティを気にしてはいけません。

【殺伐感情戦線95/笑顔】 『茉莉』の親友である『香稲』が行方不明になってから1週間が経ったある日、共通の友人である『結乃』が狂ったように笑いながら倒れた。保健室へ運ばれた彼女か…

ファンタジー掌編。 戦士ダーグは、敵方の華奢な騎士サシャの言動に翻弄される。

『 【三題噺の競作】「歌謡曲」「三十六計逃げるにしかず」「天井」』によせて書きました。

筆者は中立の立場を守りながら、傾いていく彼女を鳥瞰して描写したつもりです。