「猫とも」を含む小説

殺しを任せたら、奴に敵う奴はいない―― キツネはこの街でそう言われている。 そんなキツネがある夜、奇妙な男に依頼を持ち掛けられた。 『室内飼い』の『猫』と呼ばれる人間がいる。『猫…

今日もみゆきは、愛猫とまったり… しかし、今、みゆきのおかれている状況は、そんな、まったりとしてはいられないのだ‼️

いつもの空き地に見慣れない段ボールが一つ。なんだろう…？近づく気配に怯えて逃げ出すそれは、やせ細った小さな猫だった。

二十五歳の町田瑠璃は、六月でジューンブライド(六月の花嫁)になる。 結婚相手の彼が猫アレルギーの為、猫のチコと離れることになった。 瑠璃が悩み苦しむ中、その日は刻一刻と近づいてい…

母猫に会えますように——

いつの時代も、その多くはきっと 口いっぱいに飯をかきこめることに幸せを感じ 友人と他愛もない会話を楽しむことに 些細な喜びを感じているのだろうと思う。 けれど私はという…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部　一句部門。 【基本、自由に詠んでおります。】 ※季節感が整っていませんので、読みにくいと思います。 ※文法、季語等間違っていました…

猫之丞です。今回は私の聞いたちょっとだけ怖い話をしたいと思うのですが。 皆様お暇な時にご閲覧下さると嬉しいです。 では、くだらない話にお付き合い下さいませ。 この話はフィク…

猫を飼う夢を見た、ただそれだけの話です。

小さな命を——

ある理由から、『魔法都市の探偵』を探していた僕。 『猫の足音探偵事務所』で僕を待ち構えていた探偵は、瀬布いろはと名乗る魔法少女だった。 この都市において魔法少女は、魔術の真相とな…

異世界転生した主人公「鷹山 亮介」は転生先の里で成人の儀によりパートナーとなる鳥を授かる。 生前冒険家を目指していたこともあり、里の外に出て旅をすることにしたが、その行動は世界に…

季節の片隅はまだ寒く——

布団に猫がいて 毎日 迎えにきてくれる

どんなに尽くしても、きっとあなたは私の元を去ってゆく。 けれど私はけっしてそれをひどいなんて思わない。 だってあなたは猫だから。

貧乏伯爵令嬢レヴィア・ディファーレは、暗闇にいると猫になってしまう呪いをもっていた。呪いのせいで結婚もせず、修道院に入ろうと考えていた矢先、とある貴族の言いがかりによって、借金の…

にゅーん

『五七五プラスαの宝石箱』番外編。 一句部門を書いてて、とつぜん、大量にできてしまった廃墟連句を別作品に仕立てました。 ホラーではなく、メランコリックで物悲しく美しい廃墟に迷い…

あらすじ 大好きな三毛猫が遠ざかっていく。ついでに、あのちっさなぽやぽやも幻のように沢に向かってただ走り去っていった。 逃げろ逃げろ。 どこまでも逃げろ。俺たちよりずっとその先。…