読み始めた瞬間、ああ、仲間がいた! と脳内で雷に打たれた。寺山修司や春日井健、鈴木しず子のようなダークな詩歌が好きな私にとってまだ見ぬ世界観を持つ書き手の再来を待ち侘びている。廃墟幻想なんてそれだけで★を連打してしまう。涼森さんのプロフィールを見たら大きな賞をもらっていたようで頷けた。こういう耽美な俳句や短歌、詩歌がもっと流行るといいなあ。