「じゃない」を含む小説

　柴イヌのコテツは異世界へ転生した。犬の転生など聞いた事もないし、さらには人間の身体での転生だと言うのだから相応の理由があるに違いない。 　困った顔をしている天使のおじさんが言…

世界は怪異に満ちている。 幽霊、妖怪、悪魔、吸血鬼……枚挙にいとまがないそれらは、断じてフィクションではない。 怪異を葬る存在――『祓魔師』。 祓魔高の教師を務める最強の祓魔…

2022年。突如地球にダンジョンとスキルが現れた。ダンジョン内では人外の化け物、魔獣や魔物が蔓延る魔境、地上ではスキルという名の特異能力とダンジョン出現により大混乱が巻き起こり地…

どうせ本気になっても、大した結果にはならない。 何の意味もないし、ただただ無駄なだけ。 だから僕は何事もなあなあに済ませてきた。 周りに合わせて、空気を読んで。 なんとなく、それ…

代替案がないのに案を取っ払うのは、楽をしたい人だけですよね？

　平安。 　夜よりも闇が、今よりも身近に存在していた時代。 　新しい都、“平安京”では……。 　都に住む者たちは森や山などよりも、都の暗がりこそ――鬼やもののけが、ひそ…

舞台はダンジョンができた現代社会、主人公は転生者で前世は変哲のないただのサラリーマンだった転生したては目を輝かせるが主人公の親は最低で堕ろすのを忘れて産んでしまったようだ。そして…

古都貴嗣は気まぐれに行ったことの無い場所を散歩し、心が傾けば写真に収める、それを趣味としていた。今日も心向くまま初めての土地を訪れる。そしてそこで街に愛されるパン屋、ふんわり色堂…

タイトルまんま。 〝ドキッ 美少女だらけの戦車部隊(SFぴっちりエロスーツもあるよ)〟がヤベェ超人にぶっ飛ばされ投げ千切られ粉微塵にされる、悪趣味で超性格の悪い話。 全部作者のフ…

この世界は土の中で生活している人々のヒューマンストーリー。 陽の光が射さないので、寿命は地上で暮らしている人たちより短い。

俺は異世界転移して勇者パーティの雑用係として生きてきた。 それというのも賠償スキルがあるからだ。 俺はもっぱら不良品をつかまされた時に使ってた。 勇者パーティには腕の良い調達役と…

煌冷香、５才。躾の厳しい家に生まれ、将来の夢はすでに決まっている。がしかし、高熱を出したことにより、自分の未来がまるで想像と違うことを知る。女の子を好きになるなんて、そんなはずな…

　ジークフリート・ラコライトリーゼが助けた少女、ユーリ・サトーは異世界人だった。 　かつて高度に技術が発展した異世界人がもたらした技術により２つの大陸が滅んだ世界。市民はなんとな…

これは、あらゆる「事実」から導き出される「奇怪」な性質をもつ廃墟、「奇怪廃墟」のデータベース。 オカルトや心霊といった、根も葉もない噂話などではない。 　──奇怪廃墟探索家・でー…

主人公、オーバー・ドーズが１２歳で授かったスキル。 それはあらゆる運が悪くなるという、『不運（バッドラック）』と呼ばれるスキルだった。 それでも腐らず頑張って、運に頼らず自分の…

オリビアは、見目麗しい公爵令嬢でありながら貴族学園で全くモテない生活を送っていた。それと言うのも、幼いころから実の妹のように可愛がってくれているサイラス皇太子殿下がことあるごとに…

僕は、朝に僕に立ち向かおうと思う。頭に浮かんだことをただ書く。ウィットも、変態も、なにも意識しない。僕のための言葉をただ書きたいと思った。言葉が僕を作っていて、形作られたそのまま…

いつかの6月に書いた 中身のないはなし

【月・水・金に更新予定】 ──あ、そうだ。霊能力者……っていうか、まあ私みたいな幽霊が視える人達の中で、いつからかわかんないけど……面白い噂があってね。あのね『幽霊が全くいない場…