「戦後とは」を含む小説

※ 本作は縦読み推奨作品です。 自らの死に気が付かない死体。人はそれを、“死屍守”と呼称する。 今から三十五年前、日本で死屍守と人類の戦争があった。 たった一人の人間が巻き起…

核戦争が終わった戦後の世界。テクノロジーが進み、AIやロボットが人間と共存している監視社会の街、ユートリス。 主人公フィルはそんな都市から逃げ出し、紛争や戦争に追われた人々と共に…

――あらすじ―― 亜人王国連邦の上空監視システム（通称：ドラゴン・アイ）。戦後に開発された、連邦の空を守るために構築された魔法探知測距機（メーダー）を利用した上空監視システムであ…

戦火に包まれた時代、祖国のため、そして愛する者を守るために銃を取った二人の若者——ジェームズ・コナー と、山下翔太。未来を夢見ていたはずの彼らは、戦場で憎しみに支配され、やがて敵…

それは確かに、峻烈に生きた筈。 流れる時に削られて欠け落ちたのは、懸命に生きた者の足跡。 いまは手垢に塗れて、只々、時代遅れの骨董にすぎない。 それでも、時の片隅に想いを残せれば…

オリジナルです。 戦後のニホンが不治の病で浸食されるところから物語は始まります。 とても短いので、すぐに読んで頂けるかと・・・。

戦後、間もないある日、元軍人の男は、酒を飲みながら街をさまよい、古びた骨董品店にたどり着く。埃をかぶった小さな店内で、店主と何気ない会話を交わすうちに、男の視線は美しい紅茶用のテ…

小学時代に経験した記憶に残る出来事の数々。新鮮な感覚でいろいろな経験を取り入れた日々を戦時下,戦後の暮らしの有様と共に懐かしく、しかし大方は後悔の念で振り返った文です。先生、両親…

短編フェス、「骨」のお題小説になります。 朽木　繁尾（くちきしげお）という男が生きのびて、死ぬまでの話。

どこかの辺境地に不死身の仙人が住んでいるという。 誰よりも美しく最強で、彼に会うと誰もが魅了されてしまうという噂の仙人。 世紀末と言われた戦後の世界。 何故不死身になったのか、…

日本最古にして最大の秘密結社。 古代の豪族物部氏を起源とし、日夜怪異と対峙してきた。戦後GHQによって解体されかけるが、超常現象への対応において最高峰の能力が認められたため、保留…

１９６５年（昭和４０年）冬。南太平洋の小さな島に向かう船には、かつての太平洋戦争の戦地への遺骨収集調査のため、三人の元兵士が乗り込んでいた。 長編『一蓮托生～蓮華の下で結ばれて～…

結婚して約３年、色々あって忘れていたけど、もしかして生理が来てないんじゃない？そう思って検査薬を使ってみると、陽性反応が！それなのに…

　会社相談役・木戸正太の絹子との出会い、別れ、再会・結婚そして終焉に至る迄を孫娘・奈美を ストーリーテラーにして語る。

「架空の犯罪者」になりすまし、世の人の要望を叶える犯罪請負人、エージェント・フィクサー。 “EF”と呼ばれる裏稼業で働いていた堂島龍生は、とある大物政治家の娘、三神アズサの付…

トゥアハナン王国の国王は一四歳の少女ハイネシアだった。王に向いているとの判断で、前王が譲位したから。即位直後に攻めてきた隣国ザラフ王国を叩き潰すと、ハイネシアとトゥアハナン王国の…

長篇のプロローグのつもりで書きちらしていた短文。不思議生命体と、空想国家の戦後がモチーフだった筈だが、見事に座礁。いちおう、文体を詩的にひねったりする工夫がうかがえる。

少年と少女、そして少女に愛された向日葵の、ある夏の物語。 ノベルアップ＋掲載

日本における競馬開催は戦後からJRA（中央競馬）と地方公共団体（地方競馬）の二系統に分かれていて、両者の間にはかなりの力量差が存在しているがそれでもその不利を克服しJRAのG1を…

人類が東西で割れ始まった第三次世界大戦。その渦中で生み出された人工超能力戦士『セカンド』は、終戦後も戦いを求めて暴走したため人類の脅威と見做され大半が排除された。 僅かな生き残り…