「短編と掌編」を含む小説

雪の日の帰り道、正太は懐かしい幻に出会う。 愛犬であり、相棒であった犬のクロ。 正太は二十年ぶりに、いなくなってしまった彼の消息を知る。 原稿用紙十枚の掌編です。

雨雲を管理する雨雲様は、今日も水の子たちの旅立ち（降雨）を見届けた。次の水の子たちの出迎えの準備をしようとした矢先、どこからかすすり泣く声が聞こえてきて―― 紙男がお届けする短編…

とりとめのない習作です。

転校先の学校に馴染めなかった【僕】には、当時友だちがいなかった。 「友だちなんていなくったって…」 ユキとはじめて出会ったのは、そんなことを考えはじめていた、冬の終わりの日だった。

毎日をただ消費しているだけの「僕」の前に突然、その男は現れた…！ 約3分くらいで読み終わる掌編です。

サイト「シアワセモノマニア」で掲載している、ノンシリーズものの短めなお話をまとめています。 ジャンルは話ごとにファンタジー中心にＳＦ、現代、メタフィクション風など雑多。 気が向い…

春に別れる人は、春に魅せられたのだと思うし、春に出会った人は春とともに芽吹いたのだと思う。

一作、五分ほどで読める物語がほとんどです。 たまに更新していきます。 掌編、ショートショート集。

不思議な話、奇妙な話、怖くない心霊話。 百話のオムニバスショートショート。 主人公はアナタかもしれない。

「それはスフィンクスだ」とオイディプスは答え、祖母の骨はゴロンと大きく、私は野辺で数を積む、そんなたわいない掌編のいくつか。