「#幻想」を含む小説

ボーカロイド曲「夕刻のアルタイル」を手掛けました、あむろP(編虚桜)です。 音楽では語れなかった物語の裏側を詩歌にしました。

すべてを縛る「契約」の世界で、少年と少女は自由を求め、運命に立ち向かう――。 この世界では、国家も法律も存在しない。生まれた瞬間から、食事、睡眠、人生のすべてが「契約」で決まり…

６つのかけらをすべて集めると願いが叶うという、名まえを失くした〈伝説の宝石〉をめぐり、亡沙漠の国の王子アルバートたちが、盗賊〈鹿の角団〉と繰りひろげる剣と魔法のファンタジー。 …

500〜2000文字のSSです。 たまに長いのもあります。 繋がりがたまに出てくるのでそこを楽しんでいただけたら幸いです。 話数を飛ばしても読める作品になっておりますので好きな…

時は世紀末！ 嘉吉・応仁に続き明応の大乱によって室町幕府は目のハイライトが無くなるほど散々に蹂躙され、最早かつての栄華は見る影も無かった。 （え？　元々そんな栄華は無い？） …

その世界は最後まで生き残った貴王姫を求めている―――― 目覚めた璃朱を待っていたのは五人の彼女を護る者達だった。 貴王姫である彼女はしかし、貴王姫同士の争い――姫取合戦を回避する…

最後の瞬間の約束：「必ず君を探すよ、どこにいても」 しかし、毎朝自分が誰かさえ思い出せないのに、どうやって愛する人を探せるだろうか？ イズミは毎日、自分の人生の中で見知らぬ他…

幼少期、ボクの全てだったヒーローが居た。 それがフィクションであることは十分過ぎるぐらい分かっている。そんな今でさえ、ボクは彼を思い続けている。 ある時期において、彼は現実以上に…

モモカは、心を通わせていた女性・サキの突然の帰郷と音信不通により、深い喪失感に苛まれる。サキと共に過ごした記憶、言葉を手掛かりに、モモカはサキがこの世界で生きていける為の“免罪符…

百年に一度の女性魔術師、エレイン・アルディア。 国家最高位の軍人、ランス・ヴァレン。 人は彼女を「女神」と呼び、 彼を「英雄」と称える。 けれど、ふたりは知っている。 名づけ…

没落華族の屋敷で繰り返される「魂の接合手術」。兄に芽吹いた異魂が一族を狂気と炎へ導く、禁忌と因縁の幻想怪奇譚。 【登場人物】 兄（十八歳）：父のしつけで十年以上「一行日記」を書…

　――その世界は、大戦争により一度死を迎えた。 　大量破壊兵器の使用を伴う最終戦争。あらゆるは塵へと帰し、最早生命が生まれる事すら無いかと思われた。 　――しかし人はしぶとく…

※なろうでアップロードしている作品です。 　中級傭兵アクイラは、火属性の力を操る徒手空拳の戦士。その日、いつものように依頼をこなすため森を訪れた彼は、魔法使いの少女ルーナと運命…

大学生ロレンツォは、ある日、移動サーカスで不思議な少女オルテンシアに導かれ、「偉大なるセス」と呼ばれる謎の占い師のテントへ足を踏み入れる。 タロット、香り、幻覚――その夜からロレ…

　夜に愛された少年リトラ、彼は夜の遣わせた鵂（みみずく）のケフェウスと世界を巡り、数々の不思議な物語と出会う。 　伝説、幻想、飛び込んだ物語の中でリトラは何を求め、何を知り、何…

千年前に竜を討伐して建国された、〈レクトノガード王国〉。 この国にはごく稀に魔法使いが産まれる。ある日突然〈オプタルミオス〉という宝石のような瞳に変化することで、人は魔法使いにな…

村上春樹作品を読んだことがありません。 生涯読むつもりもありません。 読んでしまえば全てがモノマネになるから。 実はエッセイでもなんでもない幻想喫茶の猫。 ここにあるのはイメージ…

幼い少女は、年の終わりの夜に目を覚ます。 肌を突き刺す寒空の下、一台の蒸気機関車が現れる。 夢と現実の狭間、彼女の前に立つシルクハットの男が言った。 「こんばんは、お嬢さん。旅を…

「……だから、その力と、その優しさを……生かして、戦って欲しいんだ」 「なにと、ですか」 「戦争と———だと、僕は思うよ」 西大陸。そこは紛うことなきファンタジー世界。『…