概要
28点、仲間だと思った。
支配と被支配。
皆さんは人を試すようなことをしないようにしましょう!
第2回山羊座賞に応募したくて書きました!第1回は参加が叶わず、このたび初参加です。
お題:「テスト」
皆さんは人を試すようなことをしないようにしましょう!
第2回山羊座賞に応募したくて書きました!第1回は参加が叶わず、このたび初参加です。
お題:「テスト」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!赤点は恥なんだから、そういう部分で変な仲間意識持つのやめようよ
彼女の無言の、しかしそれでいてブチ切れた心を最大限のオブラートに包んだ、強烈なメッセージを感じます。
どうにも年頃の女子というのは、この手の帰属意識と言いましょうか、同調意識の押し付けをやってしまいがちです。
それがポジティブな方向へと向かうのであれば問題ないのですが、恥を晒すような方向へと向かうもの、つまりはネガティブな方向へ道連れにするようなものを強要するとなれば、問題が生じるのもやむ無しというもの。
それが通じる内は幼いと言いますか、いつまでたっても大人とは言えません。
……おや、割と世の中の年齢だけが大人な人にも、この傾向が当てはまりますね?
彼女が何をやったのか、そしてそこに至る…続きを読む - ★★★ Excellent!!!いっしょに2828したかっただけなのに。
覚悟はしていたが、実際に赤点を取るとキツイものだ。
しかし、ちらりと見えた友達の答案もたまた、自分と同じ「28点」だった。
一人では苦しい赤点も、二人一緒なら苦しくない⋯⋯
・
学生時代というのは良くも悪くもキャラのある⋯⋯主張のある子が多い。
それ故に、学生時代の友情、思い出というのは印象深くなるものだと思うのだが、
この物語ではその主張がモヤモヤに繋がっている。
なんだろう、ものすごく自然に嫌味ったらしさを出せているというか、
「この子ならこうするだろうし、こうなるだろうな」という説得力がある。
未成年の主張は、爽やかなものだけとは限らないのだ⋯⋯