いっしょに2828したかっただけなのに。
- ★★★ Excellent!!!
覚悟はしていたが、実際に赤点を取るとキツイものだ。
しかし、ちらりと見えた友達の答案もたまた、自分と同じ「28点」だった。
一人では苦しい赤点も、二人一緒なら苦しくない⋯⋯
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学生時代というのは良くも悪くもキャラのある⋯⋯主張のある子が多い。
それ故に、学生時代の友情、思い出というのは印象深くなるものだと思うのだが、
この物語ではその主張がモヤモヤに繋がっている。
なんだろう、ものすごく自然に嫌味ったらしさを出せているというか、
「この子ならこうするだろうし、こうなるだろうな」という説得力がある。
未成年の主張は、爽やかなものだけとは限らないのだ⋯⋯