第二回山羊座賞受賞作品

思春期の子どもたちの様子、心が非常にリアルに書かれています。
コロコロ変わる気持ち、人間関係、そんな一言では言えない難しいところを書ける力が素晴らしかったです。

第二回山羊座賞受賞作品に選ばせていただきましたが、決め手はキャッチコピー。
なっつー目線なら、咲穂への最初の「親しみ」と最後の「裏切り」の両方を意味する。
咲穂目線なら、「やめてよそういうの」。

28にそういう意味がある。
本来、ただの数でしかないのに、それだけの奥行きを持たせた物語の強さを評価しました。

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