概要
俺は『秋の騎士』にはなりたくなかった。
魔獣から辺境を守るアイスヴァント騎士団には、年に一度、論功行賞式典がある。式典では四季の名前を冠した優秀な騎士が4人が表彰される。俺は切り込み隊長を長らく務めたベテラン騎士だが、年配の後方支援者が授与される『秋の騎士』に選ばれてしまった。しかし、それには理由があって……。(お題:秋)
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!カクヨムで読んできた中でもトップクラスのファンタジー短編
拝読し終わり「作者様」「この作品を紹介してくださったみちのあかり様」に思わず感謝してしまいました。
そのくらい素晴らしかったです。
いままで拝読したカクヨム様でのファンタジー短編の中でも、一二を争う物でした。
・格調高く静かな文体は、まるで外国文学の佇まいで、読んでてシンプルに「心地良い」と感じるものであり、作品のテーマにも極めて合致していました。
・テーマ性の深さは、読み終わった後に沈黙をしてしまいました。
良い意味の沈黙です。
「秋の騎士」そのような意味合いがあったんだ……
上記を始めとして、まさに「大人のファンタジー文学」と言う感じで、テーマ性・文章の質・構成ともに素晴らしかっ…続きを読む