Ｒ66【ロクロク】

5人の男子高校生が、ビール片手に(！？)日々のちょっとした気付きについて討論する。
部活、彼女、スポーツ、文化祭、そして未来……。
時に深刻に、時に下世話に、くだらない話題にも、いつだって大真面目。
気が利くマスターと音楽に見守られながら繰り広げられる、その何気ない会話の眩しいこと！

私も隣の席で聞き耳を立てるように、彼らの3年間をあっという間に駆け抜けてしまいました。
いつまでも見ていたかった。
けれどいつまでも続かないから青春なのです。

ロスジェネなんて呼ばれることもあるこのお兄さん達は、この先も沢山悩んだことでしょう。
けれど、決して失われたりしない輝きが、確かにそこにありました。

世代は全然違うのに、友達とくだらないことや昨日見たアニメの話で盛り上がってた時を思い出させてくれました。
4コマ漫画のような読みやすい形式で、小説が苦手な方や読みのに時間があまりとれない方にもぴったりな小説かと思います。
とても良かったです。ありがとうございました。

５人の高校生が何気無いお題でゆるりと討論していきます。未来を見通したり、時には思いっきり外したりと一話完結なのでどこから読んでも面白いです！

お話に対してのコメントも読むとこれまた色々と面白いですよ♪

舞台は90年代の北海道。そこにある古びたアメリカンダイナー「Ｒ66【ロクロク】」で繰り広げられる5人の高校生＋マスターがメインの青春ディベートがテーマの作品です！
一話完結となっており非常に読みやすく、同じく90年代を過ごした方には思い出を一緒に振り返られるような懐かしい思いに浸ることができます。

勿論それ以降に生まれた方も「過去の大きな出来事の反応」をリアルに感じることのできる回も存在し、老若男女全ての世代が楽しむことのできる本作！
是非お読みいただけたらと思います(⁠*⁠´⁠ω⁠｀⁠*⁠)

彼らの青春の軌跡を面白いと眺めていましたが、気付けばかつての自分が辿った青春時代、学生の頃を思い返しつつ、しみじみと読んでいました。

今にしてみれば「馬鹿なことやってたよなぁ」なんて思う出来事でも、あの頃の自分達、彼らにとってはかけがえのない青春なんだと読んでいて感じました。

近頃はタイパ重視な世の中になりつつありますが、今一度立ち止まって、この作品を読んで昔のことを振り返りながら読んでみてはいかがでしょうか？

永遠に続くと思ってた青春を一緒に過ごした。
最後のmelodyがささやかに流れ出すと、とても寂しい気分になった。
そこに、"卒業おめでとう"と言う言葉でフタをしたよ㊗️&👏

1992年に高校に入学したばかりの男子５人組が、ダイナーR66で毎回くだらない内容のディベートを繰り広げる！

１話完結のシットコムかつ、日常のどうでもいいような話題について、高校生男子が考えるディベートになっているため、大変読みやすいです！
自分もその年齢の時には同じようなこと感じていたなと、くだらないからこそ共感できる！

90年代、同じような青春を送った人達には凄くオススメです！
また、そうじゃない人達も「90年代ってこんなだったんだ」という学びと共に、時代が違っても青春という本質は変わってないんだと感じられるはずなので、同じくオススメです！！

男子5人がゆるい話題でキャッキャとディベートする様子が可愛かったです。

議題はとても身近なことで、私も彼らに参加するような気持ちで読んでいました。

店内に流れるBGMの選曲に作者様のセンスを感じました。

90年代の北海道で出会った5人の新入生と、
謎のアメリカンダイナー。

何気ない日常がキラめく、
ちょっとバカで愛おしい放課後の始まり！

とにかく懐かしい。
仲間とこうやってくだらない話を延々していた時期を思い出した。