概要
銀貨の音が響く泉で、娘は願いをかけた――そして、奇跡が静かに消えた
帝都に伝わる伝説の泉。
そこに1デナリウス銀貨を投げ入れると、どんな願いも叶うと言われている。
踊り子の娘が泉に祈りを捧げた願いは、足を治して踊り続けること。
しかし泉に住む二人の精霊――「正」の願いを叶える天使と、「負」の願いを引き受ける悪霊の間で、少女の運命は揺れ動く。
願いを叶えるとは何か、そしてその代償とは?
帝都の闇と人々の欲望を映し出す短編ストーリー。
そこに1デナリウス銀貨を投げ入れると、どんな願いも叶うと言われている。
踊り子の娘が泉に祈りを捧げた願いは、足を治して踊り続けること。
しかし泉に住む二人の精霊――「正」の願いを叶える天使と、「負」の願いを引き受ける悪霊の間で、少女の運命は揺れ動く。
願いを叶えるとは何か、そしてその代償とは?
帝都の闇と人々の欲望を映し出す短編ストーリー。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人はなぜ祈るのか? 祈りが届くのは幸せなのか?
帝都(丘の名前や通貨から察するに、ローマかもしれません)に、1デナリウス銀貨を捧げると願いが叶う『エウロの泉』があります。ここには天使(キビド)と悪霊(エブムサ)がいて、役割分担しながら願いを叶えます。
ある日、この泉に足を痛めて踊れない娘がやってきます。娘は、足を治すよう泉の神に祈ります(泉に住んでいるのが天使と悪霊だということは知りません)。
そして、天使と悪霊と娘の物語が始まります。三度目にこの泉を訪れた、娘の最後の美しい願い――ぜひ、自分の目でお読みください。
私は、この作品の詩的な美しさ、寓話のような雰囲気、何よりも『伝説の時代の終わり』というモチーフから、ロード・ダンセイニ…続きを読む