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中編 偽りの祝福への応援コメント
須く万人の願いを無秩序に与える天使。
その願いの先に在るどす黒い闇を糧とする悪霊。
世の中に「絶対善」や「絶対悪」が無くなって久しい現代において、両方の理念がバランス良く描かれているように思います。
娘の願いをコインのように裏返して「足を傷つける」行為には悪霊の優しさ慈悲を感じます。
なにせ三ヶ月で治る程度の怪我なのですから。
そそのかした天使と実行した悪霊。
それは願いに対する「役割」にすぎないように思うのです。
作者からの返信
天使と悪霊、それぞれの善と悪の基準は、人間視点からのもので、当の本人たちはそういう俗っぽい評価から超越しているといいますか、どっちの行いが善であるとか、悪であるとかは、おそらくは全く意識していないことでしょうね
後編 奇跡の終焉への応援コメント
たけながなお 様
はじめまして。
天音空と申します。
応援を頂きまして有難うございます。
宜しければ、時々は他の小説も読みにいらして下さい。
たけなが様の物語は、天使と悪魔互いの「願いを叶える」というのは、どちらも同じ。しかし、願いを叶えることは、本当にその人のためなのか、と考える悪魔。そう考えると、人は善も悪も持ち合わせて、初めて人として、自分で気づき、前を向いて進むことができるのだと考えさせられました。倫理と哲学の巧妙な構成が秀逸で印象に残りました。とても面白かったです。
今後のご活躍をこころより応援しております。 天音空
作者からの返信
ご感想、どうもありがとうございます!
個人的な趣味をなるべく排し、誰にでも読んでもらえるような絵本的な物語…というのを意識したものではあるのですが、気に入っていただけたのならばとてもうれしいです。
月並みですが、善悪の基準は絶対的なものではなくおのおのの立場による相対的なものですので、どちらが正しいと断じるのは本当に難しいところではありますね。
後編 奇跡の終焉への応援コメント
読み終えて、胸の奥が少し温かくなりました。
悪霊と天使、対照的な二人の会話を通して描かれるのは「願い」や「幸福」という、とても普遍的なテーマなのに、物語は決して重苦しくなく、静かな泉のように澄んでいました。
特に心に残ったのは、娘の独白と、最後に「自分のちからで、きちんとやれます」と言えるようになるまでの変化が、まるで泉の水面が濁りから澄んでいくようで、すがすがしかったです。
作者からの返信
どうもありがとうございます。自然を超越している精霊の目から見れば、たかが人間、個々の願いごとに善悪の区別も無いのかもですが、少女の自立した最後の誓いは、もう自分達の力は人界に必要ないと思わせる契機になったのかもしれません。
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後編 奇跡の終焉への応援コメント
読了いたしました。
願いを叶えれば大抵は幸せだと驕る天使、一歩引いた目線から様々な事象に疑問を持ち慎重な姿勢の悪魔。
二人の願いに対するやり取りは一種の議論のように感じて感心しました。
そして欲望の限界の無さ、そして自身を客観視することの難しさを如実に感じさせるような話の流れは上手いと感じましたね。
おとぎ話っぽさと深いテーマが上手く合わさった良い作品でした。
これからも執筆頑張ってください!!
作者からの返信
ご感想どうもありがとうございます(≧∀≦)!
便宜上、天使と悪霊と分けてますけども互いの立場の差は優劣や善悪の差じゃないですので、天使と悪霊のネーミングが逆でも問題ないわけです。たがいに対等な立場での議論のお話ではありますよね。
これからも頑張ります!
編集済
後編 奇跡の終焉への応援コメント
コメント失礼します。
まず設定が斬新です。
願いを叶える設えに、役割を担う存在が複数いるタイプの物語が稀です。
しかし寓意性は確りとあり話運びも堅実で、とても面白く拝読しました。
〝次の願いができたなら、またそれを叶えてやればいい。さすれば人はまた一歩、しあわせに近づく〟
作中の天使の無邪気な台詞の独善に空々さを覚え、
〝願いなどは、所詮は欲望だ〟
という悪霊の言葉に頷きました。
かくゆう私も常々そう思ってきたものです。
夢や希望という美麗な言葉の裏には大抵が空虚か我欲があるものだと思ってきました。
吉凶禍福は糾える縄の如し。
人智には測りがたく、それをどう用いるかを定めるべし。
などという言葉が思い出されたものです。
楽しい物語をありがとうございました。
作者からの返信
力の入った素敵なレビューともども、お読みいただきどうもありがとうございます!(_;´꒳`;):_
超自然的な存在に願い事を叶えてもらう…大昔からある普遍的な物語のテーマですけど、シンプルなだけにいざ扱うとなると本当に難しいですね
後編 奇跡の終焉への応援コメント
初めてコメントさせていただきます。「幸運の女神は盲目である」如何にもローマ的な掌編と感じました。トレヴィは18世紀建造なので敢えて外されたと思いますが、ウィミナーレの丘を選ばれたのも、おお!と思ってしまいました。
天使キビドはキューピッドのようでリピドーかな…悪霊エプムサはエムプサのアナグラムかな…超越的でいて、更に上位の契約に縛られているかのような二人が最も人間らしいのかも…と想像力が膨らんでしまいました。
長き余韻が溢れる読書時間をいただき、ありがとうございます!
作者からの返信
ご感想どうもありがとうございます(≧∀≦)!
実質的にはファンタジーですけども、いちおう歴史カテゴリーに入れてあるので、そのあたりのアプローチを考察していただけてとてもうれしいです!