概要
帰る家は、どこにもない。
年末年始に帰省した青年のもとに飛び込んできたのは、ありえない事実と、あってはならない現実だった。
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■カクヨムコンテスト10【短編】
お題で執筆!! 短編創作フェス応募作品/テーマ『帰る』
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■カクヨムコンテスト10【短編】
お題で執筆!! 短編創作フェス応募作品/テーマ『帰る』
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!帰郷。そして昂揚感あふれる旧友たちとの再会。その先で彼が見たものは……
昂揚感からの衝撃、という強烈に心に来る作品でした。
社会人として過ごす主人公は帰郷し、かつて過ごしていた土地に戻ります。
母と会い、自分の部屋が物置になってしまっているのを見る。そして、サークル仲間たちとの久しぶりの集まり。
この辺りの展開、とても昂揚感があります。
帰郷して、昔の仲間たちと会う。高校でも大学でもいいから、自分が過ごしていた「思い出の場所』に行って、懐かしい友人と会う。そういうのは「現在」とは違う、忘れていた何かを呼び起こしてくれるようで、自然と胸の中があたたかくなる時間を味わえるものです。
だから作中のサークルメンバーとの交流のシーンなどを見ると、読む人の…続きを読む