「生き続けていて欲しい」という願いの先にあったのは

"小百合"と名付けられた、屋敷の傍にある桜が語る物語。

その名前をつけたのは、儚くも美しい青年。不思議と青年と桜は、心を通わせることに。
その青年は身体が弱く、その桜は動くことが出来なかった。

どんどん近づいていく戦争。近づいてくる命の終わり。
青年が桜に願ったのは、「生き続けて欲しい」。

そしてその桜は…
儚くも力強いお話です。

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