概要
感情の匂いは邪魔なだけだと思っていたのに――あなたに出会ってしまった。
とある事情により感情の一切を閉ざしている主人公、無月優真(むつきゆうま)。
高校に入学したその日、とある少女に声を掛けられる。
「すみません。あなた、なんで“何も香らない”のですか?」
彼女の名前は香澄雫玖(かすみしずく)。曰く、『感情を匂いとして感じてしまう』体質の持ち主だった。
香澄は無月の体から『感情の匂い』がまったくしないことに興味を持ち、日頃から付きまとうようになる。
最初は変な奴と相手にしなかった無月だが、彼女の朗らかさや物怖じしない性格に、次第に感情が揺れ動いて行く。
高校に入学したその日、とある少女に声を掛けられる。
「すみません。あなた、なんで“何も香らない”のですか?」
彼女の名前は香澄雫玖(かすみしずく)。曰く、『感情を匂いとして感じてしまう』体質の持ち主だった。
香澄は無月の体から『感情の匂い』がまったくしないことに興味を持ち、日頃から付きまとうようになる。
最初は変な奴と相手にしなかった無月だが、彼女の朗らかさや物怖じしない性格に、次第に感情が揺れ動いて行く。
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