エピローグ



  バイクが好きだ


  こうして風になり、一体になって

  

  愛馬は私を、いきたい所へ連れていく

  


  私はバイクが好きだ


  バイクを愛する、全ての人も


  これからもきっと続く、人生という道のりを

  

  私は今日も走り続ける



季節が変わろうとしていた。

風がそれを教えるように吹いている。

心地よい風は彼女の長い髪をサラサラとなびかせていく。


耳元ではサクラのピアスが、風を受けて楽しそうに踊っていた。





               ―完―






 











この物語はフィクションです。

実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

また物語の演出上、実際とは異なる表現が含まれます。 

 

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翔ぶ鳥たちに風はふく 北前 憂 @yu-the-eye

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