第15話 考えればWEB小説とはまだまだ新しいジャンルである
昨夜の飲み会で先輩が「来年は某資格の試験を受けるんだ。退職後もそれでやっていけるし」と言ってて持ち歩いている参考書などを見せてくれました。
某役所に長期間勤めていると知識も増えて来ますし、有利なのですがそれでも勉強するのは偉いなあ。
……私は作家になりたいから、そんなことは言えませんね。作品ごとに調べてはいますが、お仕事の役に立つことは少ないですし。
ところで、カクコンの詳細を読んでいて思ったのですが解釈によっては「ラノベやWEB小説の形式にとらわれなくてもいいよ」とも読めますね。
よーし、光る家はWEB小説形式でなくてもOKや! 改稿を安心して続けよ! ホラミス大賞用に行間を空けていなかったし。
正直、WEB小説を知った時は普通に書いていて辛口批評もします的ところで「行間の空け方がWEB小説なのか普通の小説なのか区別付きにくい」と言われたことあって、WEB小説とはと悩みましたね。
一気に公開するより、新聞連載と同じ毎日一話ずつ更新の形式とかが良いなどと手探りでした。
でも、WEB小説の前身であるケータイ小説は読むのが苦痛でした。「恋空」は本当にちょっと話しただけの男子生徒に濡れ衣着せて退学に追い込む束縛彼氏だし、元カノ一味に性的暴行くらおうが、妊娠して流産しても「ヒロ、大好き」で終わるのが理解できなくて。最後まで読むことはできなかったなあ。
賞を取ったという「あたし彼女」は文学以前に文章??となりました。
廃れていったのもなんかわかります。しかし、WEB小説も一寸先は闇です。WEBでは面白かったのに書籍になると「あれ? こんなに早く読める薄い内容だったかしら」という作品も出てきます。
小説も日々変わっていくものですね。
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