第6話 恋愛ではなくサスペンスになる病

 やはり恋愛を書こうとすると「不法滞在の外国人と非モテで結婚の当てが無い人」の偽装結婚からのキュンキュンという設定しか思いつきません。

 外国人のチョイスも間違えるとヘイトと誤解されたり、宗教の表現とかで炎上しそうな予感。そして、男女の組み合わせによっては反社も絡んで、駆け落ちの逃避行サスペンスになりそうです。やはり、ちと過激な「地面師たち」を見た影響だな。


 そういえば不法滞在の偽装結婚からの恋愛モノでは映画「グリーンカード」がありました。アメリカに住みたいフランス人男性と既婚者限定グレードの部屋を借りたい独身アメリカ人女性の利害が一致して偽装結婚。エージェントから移民局に睨まれてると警告されて対策としてしばらく同居する……というストーリーでした。それが頭にあるのかな。欧米同士なら宗教も言語もそれほど壁は無さそう(偏見)ですし。

 いや、異世界に転移したけど現実世界に帰りたくない勇者と、どっかの王にしては低スペックな人との政略結婚よりはマシと勇者と結婚する王女の設定にしてもいいのですけどね。よく考えると童話のラストシーンで「褒美に姫と結婚させてあげよう」、めでたしめでたしな終わりって、姫をモノ扱いしてるよなぁ。


 で、カクコン規定を見て気づきました。公開中の作品もオッケーと。

 これは、横溝正史ホラミス大賞に失敗した作品を改稿するチャンスではないかと。

 書き終えたあとに「あ、これとこれを繋げるとちょっとした裏設定になる」やら「ここの設定は伏線にできたな」とある意味器用な閃きがあります。

 一旦「光る家」を非公開にして、改稿し、契約だか偽装結婚からの胸キュンは異世界モノにすればラブコメあたりになりそうな。うーむ、アリかもしれない。

 って、そろそろ骨格決めないとまた自転車操業になりますね。

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