第13話 嗚呼、語彙力(名付け力)の無さよ、そして推しの影響の強さよ
スマホだと一部の昔の字体(変体仮名と言いますが)が変換できないので、タイトルもレトロにしきれないなあ。
って、何を書いているのだ自分。
昨日も書いたように日本代表は激戦でした、じゃなかった。サッカーのことで書くと何千字にもなりかねないので省略。
創作での名付けは苦手です。執事の名前付けは決まらないのでセバスチャン(仮)のまま進めるかなあ。
あと、鉱石沼なので鉱石の名前から取ることもあります。発見された地名以外にも発見者の名前や研究者の名前から付くことも多いのです。
自作で例をあげれば「化石と思って割ろうとしたら〜」に出てくる地学部後輩の杉くん。
彼は鉱石のスギライトから来ています。杉健一博士が愛媛で発見したので名付けられました。ただし、日本で採れたのは褐色で当時は宝石ではなく鉱石扱いでした。
後年、南アで採れた紫色の宝石質な石を分析したら、あら、びっくり。スギライトだったのです。だからパワーストーンなり宝石として南ア産の紫色が流通するようになりました。
純朴なキャラにするつもりが腹黒したたかキャラになってしまったのもノンプロット故。そして、国産の褐色スギライトが欲しくてネットを彷徨ってる私も相当です。身内からは「コレクションは終活で整理しろ」と言われるくらいコレクションしてます(汗)
創作に話を戻すと今回は異世界だから洋風の名前が沢山あります。鉱石の「イト」が多いので、ちょいと工夫入りますが、ある短編に出した「マリアライト」はそのまんま使いました。マリアは発見者の奥様の名前だそうです。
これも透明なダイアスポアという石の紫色バージョンなんですがコレクターストーンですね。
では、主人公はコレクターストーンであっても、美しいものにしないと。婚約破棄するバカ王子は名前や美しさはともかく、モース硬度が低くて割れやすい脆い石にしてやろうとちょっとこだわりはあるのです。宝石では無い石だと「玄武岩」やら「流紋岩」になるから異世界の名前にしづらいこともありますが。
なので、資料と趣味を兼ねてレアストーン辞典など何冊かあります。
既に書籍化している色石ひかるさんの宝石系のファンタジー「宝石神殿の素敵な日常」とは違うコメディ色の強い宝石(鉱石)になりつつありますね。
あ、ミステリの「光る家」はシリアスです。宝石の国でもありますが美しいだけでなく……ネタバレに繋がるから避けますが。
ファンタジーにするには何か無いかと石にまつわる伝説や民話も探しています。
「化石と思って〜」も長崎県の民話を元に作りました。だから主人公を長崎に修学旅行に出したわけですけどね。
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