真夜中のティータイム

＂ある条件＂でしか辿り着けない紅茶のお店。
でも、実在するなら私の前にもいつか現れたりするかな、ちょっと行ってみたいな、なんて考えたりしました。

変わったお店ですが、訪れたら心身を癒してくれそうです。
読んだ時点で既に癒されているので(*´∇｀*)

温かい物語で、感動しました。
私もこんな世界観を描いてみたいですね。

素敵なお話でした。読後感、紅茶を飲みたくなりましたね。

重たい話ではないのに、しっかりと生きる事の意味を考えさせるショートストーリーになっています。

お勧めします。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（214文字）

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（229文字）

選ばれた人しか訪れることができない紅茶屋さん。

メニューの名前も普通の紅茶ではありません。

深夜に誰かに淹れてもらう温かな飲み物って、心に沁みますよね。

読んでいて、ほんわか甘さが伝わってくるような、紅茶を飲みながら読みたくなるような、そんな優しいお話でした。

心も体も疲れているのに、誰にも弱音をはけないという、真面目で人一倍頑張り屋な方におすすめのストーリーです。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（165文字）

選ばれた人しか辿り着かない『真夜中のティータイム』というお店。そのお店のメニューはどれも不思議なものばかり。そして紅茶を選ぶと……？

読めば思わずじんわり涙する物語です。
時には自分の心に正直になることの大切さが分かります。
穏やかで優しい物語がお好みの方は必見です！

笹原千鶴は、終電もない真夜中の仕事帰りに、とある紅茶の店に立ち寄った。選ばれた人しか辿り着けない「真夜中のティータイム」
そこにいたのは、片目が前髪で隠れた優男の店主、東雲。
そこのメニューには紅茶の種類ではなく、不思議な項目が書かれていて……

出される美味しい紅茶と、そこから引き出される来店者の〝本当の願い〟

千鶴は何故この店に辿り着けたのか……？

謎の店主と客の語りによって紡ぎ出される、ほっこりと心温まる、優しい世界観。
日々の生活に疲れ果て、癒しを求めている、そんな貴方にオススメ出来る作品です

温かい紅茶が飲みたくなる物語です。
前情報なしで読んでもらいたい！後悔はさせません……優しい言葉の数々に私は気づいたら涙ぐんでいました。通行手形をもらった彼女と、また物語が紡がれていくのかと思うと楽しみになります。

選ばれた人だけが入れると噂の、『真夜中のティータイム』。
一見おでん屋さんのような暖簾が掛けられたそこのメニューは、どれも変わった名前ばかり。

そこにたどり着いた千鶴は、自分が置かれている状況に気づく。

あなたの願いを後押しする紅茶。
がんじがらめになった本当の願いを、紅茶と店主が、少しづつゆるめて、紐解きます。
間違って暗い所へ行かせない、優しいお話です。