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概要
「言葉は、嘘をつきませんよ」
「僕の遺影を書いてください」
意を決して頼んだ相手は、全色盲の画家・榊だった。
色は一切見えていないし、着ている服は黒いものばかり。そんな榊の描く絵は、しかし息を呑むほどに色というものに溢れている。
彼には一体何が見えているんだろうか。
色の見える僕には何が見えていないのか。
家族、友情、過去の自分、そして生きていくということ、その意味。
日々色々なことを考えて感じて、進んでいく8月の物語を、どうぞお楽しみください。
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中〜長編です。毎週金曜日夕方更新、7回に分けてお送りします。
是非ご覧ください!
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