概要
傾いた街で少女は寄りそう
カタブキ。
そこは傾いた街。心の傾きに背を押され転がり落ちた者たちの街。
街の真ん中にぽっかりと残された小さな沼には、ヒヒルさまが祀られている。
カタブキに流れ着いた女子高生テコナはフードルのマユと共に生きたいと思った。
それだけだった。
※全36話。10万3500字。
1/25 完結です。
※この物語はフィクションです。実在するいかなる個人・団体とも関係ありません。
※この作品は法令に違反する行為を推奨するものではありません。
そこは傾いた街。心の傾きに背を押され転がり落ちた者たちの街。
街の真ん中にぽっかりと残された小さな沼には、ヒヒルさまが祀られている。
カタブキに流れ着いた女子高生テコナはフードルのマユと共に生きたいと思った。
それだけだった。
※全36話。10万3500字。
1/25 完結です。
※この物語はフィクションです。実在するいかなる個人・団体とも関係ありません。
※この作品は法令に違反する行為を推奨するものではありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!危うい均衡の上に成り立つ拠り所で正常に狂っている迷い子たち
訳ありな主人公の少女が、ソトとは違う理で回る街・カタブキに流れ着き、生きる話。
言葉で語るよりも、心で感じて、そのまま自分の中にしまっておきたい作品だと思いました。
でもちょっとだけ言葉にしてみます。
夢の中のような足元が覚束ない感じがするのは、きっとテコナの過去やカタブキでの現在に「未知」が多いからというのもあるでしょう。蝶が幻想的なのも。少し暗くて、ねっとり肌にまとわりつくような空気やホラー特有の気持ち悪さなども感じることができました。
各登場人物に謎を持たせたり、カタブキがどんなところなのかわかっていったりの情報の出し方が巧みです。レイティングシーンも。常に興味を引かれました。…続きを読む