概要
ヒロインとはすべからく変態であるべきである。
地中海の北にある、半島国家イタリアーナ。三方を囲む海からの交易で成り立っているこの国に突如東方の都市が陥落したと知らせが来た。陥落させたのは東方の大国、トルティーア。彼の侵略に対抗するためにイタリアーナは西方のもう一つの半島国家、シュパーニエンと同盟を結ぶことを決意する。だが同盟の条件はイタリアーナの王女を女好きの王、カルロスの妃として差し出すこと。従兄弟のマルコと愛し合う王女クリスティーナは国を守るため、泣く泣くその身を捧げることを決意する。
やがてトルティーアからの宣戦布告と共にイタリアーナ本土から遠い島々は次々に占領されていく。本土からほど近い島、マルタ島にまでその手は伸びてきたが迎え撃つは歴戦の猛者。数か月にわたる攻防ののちマルタ島は瓦礫の山と化すが、かろうじてトルティーアの大軍を
やがてトルティーアからの宣戦布告と共にイタリアーナ本土から遠い島々は次々に占領されていく。本土からほど近い島、マルタ島にまでその手は伸びてきたが迎え撃つは歴戦の猛者。数か月にわたる攻防ののちマルタ島は瓦礫の山と化すが、かろうじてトルティーアの大軍を
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?