読ませていただきました!
いやもう、これは**まだしもハードボイルド(笑)**ですね!
最近の異世界転生ブームとは真逆の、静かに剣と向き合う孤高のサムライ系高校生って、逆に新鮮でたまりません。
しかも、応援してくださった皆さんの作品にも硬派キャラが多かったので、いっそ「ハードボイルド祭」でも開きたくなってきました(笑)
主人公・宗太の「人付き合いが苦手」という設定にも親近感が湧きます。
それでも真剣な修行、朝の炊き立てご飯、淡々とした生活の描写にどこか“生き様”のようなものがにじんでいて、静かだけどめちゃくちゃ格好いい。
そしてなにより、あの「真剣で斬り合ってるのに死人が出ない」世界設定!
これがまた斬新かつ絶妙で、昔読んでいた『落第騎士の英雄譚』を思い出して、すごくワクワクしました。
“マヨイガ”というテクノロジーの導入でリアルとフィクションの間を見事に繋いでいて、世界観の完成度が高いです。
さらに、北辰一刀流などの実在する流派を自然に組み込んでいる点も◎。
作者さんのプロフィールを読んで、「ああ、だからこんなにリアリティがあるんだ」と深く納得しました。
この先、宗太がどう世界と関わっていくのか。
静かな日常がどう動いていくのか。
続きを楽しみにしています!