概要
贋作の愛に溺れすぎて本物の愛に気づいても、今更呼吸なんてできやしない。
――今、死にたがりの愛を詠もう。
愛して、憎んで、
絶望して、希望を託して。
輪廻転生があるように、
愛にも言霊が宿り、魂が巡る。
有象無象で、
自分勝手な愛のくせに、
やがて巡りゆく運命は、
夜に瞬く13の星となって、
あなたのいのちを燃やしていく。
さようなら。
来世でもまた、会おう。
おやすみなさい。
「あなたの愛は、贋作じゃなくて、本物と言えますか?」
月瀬澪。
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