魔女の森に産まれし忌み子

ただ漠然と赤子のまま数千年間様々な親を宿主として過ごした主人公カリスは、ある時突然世界に産み落とされる。
忌み子として捨てられこの世界にやって来た彼にとってこの世界はあまりにも孤独な場所、一人ただ漠然と死ぬことしかできないと思われた彼を拾ったのは魔女と呼ばれる老女であった。
魔女との生活で人とはどういうものなのか、人として生きていくというのはどういうことなのかを学んだカリスは魔女の死をきっかけにいままで傍観していた世界を体験するために世界中を旅し始める。