コックちゃん「少しクックしてみようかと思いまして」

＊注意：本作品は『もしも願いが叶うなら〜No pain no life〜』のヴァレンタイン短編スピンオフとなっています。



『いえ、ですから……マスターに向けて、その……最高の……ちょこ、を……』

　その少女の形をした天使は今あろうことか、当の少女のように照れ臭くも赤面し、脚を内に向けモジモジしている。

　……そう、モジモジ。

　最高のチョコを作るには。本当の愛を込めるには。そんな、コックちゃんが主人公のはなしです。



　繰り返しになりますが本作品は『もしも願いが叶うなら〜No pain no life〜』のバレンタイン短編スピンオフとなっています。

　もし未見の方は、『アーティフィシャル・マインド』あたりまで読まれると、また面白く見えてくるかもしれません。しれますん。