概要
大切な家族を守りきれなかった僕に、今度はなにができるんだろう……
レイは、大好きなまひるやパパ、ママの元で幸せな生活を送っていた。
しかしあるとき大災害が発生し、レイは大切な家族を失ってしまう。
途方に暮れていたとき、とあるひとに声をかけられた。
『家族のような境遇のひとを、助けたくはないか』
助けたい。レイは迷わずそう思った。
『でも、厳しいぞ?』
分かってる。それでももう、あんな思いはしたくない。
『よし。いい覚悟だ。それならうちに来い』
こうしてレイは、おじさんの子になった。
それから厳しい試練を何度も受けて、たくさんの試験を受けた。
どれだけ苦しくても、辛くても、弱音を吐く暇はない。家族を見殺しにしてしまった負い目をずっと背負い続けたまま、レイはとにかく訓練に耐えた。
そしてレスキュー隊員となったレイ。
それから十年後。
とある災害の場で、レイは
しかしあるとき大災害が発生し、レイは大切な家族を失ってしまう。
途方に暮れていたとき、とあるひとに声をかけられた。
『家族のような境遇のひとを、助けたくはないか』
助けたい。レイは迷わずそう思った。
『でも、厳しいぞ?』
分かってる。それでももう、あんな思いはしたくない。
『よし。いい覚悟だ。それならうちに来い』
こうしてレイは、おじさんの子になった。
それから厳しい試練を何度も受けて、たくさんの試験を受けた。
どれだけ苦しくても、辛くても、弱音を吐く暇はない。家族を見殺しにしてしまった負い目をずっと背負い続けたまま、レイはとにかく訓練に耐えた。
そしてレスキュー隊員となったレイ。
それから十年後。
とある災害の場で、レイは
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!勇気と愛が溢れる"僕"の感動物語
誰かを愛することの素晴らしさ
誰かに愛されることの素晴らしさ
そして、愛を伝えるのに言葉はいらないのだということをこの作品が教えてくれます。
物語の序盤から文章の表現になんとなく違和感を感じていましたが、後半になって"僕"の正体が分かったとき「ああ、そういうことだったのか……すごっ!」と感心せずにはいられませんでした。
(勘のいい方なら最初から分かるかも?)
ホント、物語を書くのがお上手な作者様ですこと。
絵本や読み聞かせなんかにも向いているかもしれません。それくらい読みやすい作品です。
朱宮あめ様がどういった作家様かを知るには、ちょうど良い作品ではないでしょうか!