友情とは。愛情とは。

心霊現象、呪い、そのようなホラー要素を持ちながらも、この物語は優しくあたたかいです。

友情であり、愛情であり。
それがそこかしこに散りばめられていて、しっかりと感じ取れます。
だからこそ、読了後は胸がほっこりとする中に切なさが顔を出します。

弱さや辛さを受け入れ、苦しいけれどしっかりと前を向く。
主人公が悲しみに立ち向かい、少しずつ強くなっていく姿に心が締め付けられました。
そんな主人公だからこそ、彼女を救えた。そして、夢が叶ったんだなと。

とても素敵な作品です。
みなさまもぜひ、読んでみてください。

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