文字数は戦闘力じゃないので気にしなくていい

 ……本日の執筆文字数たったの5かゴミめ。


 ゴミじゃないですけど5文字の方が難しくありません?


 Xをやっている方、創作者をフォローしている方はときどき見かけると思うのです。


「今日○○文字かけた」というポスト。


 これが1万だとか3万とかいってると化け物に見えますよね。私も化け物に見えます。

 私は毎日ではないですが、移動時間で慣れないスマホを操作して2千文字が関の山となっています。家だとシャワー浴びてごはん食べて寝ないと次の日キッツイのでほぼ書けていません。


 別にこのポストが自慢げに見えて憎々しいとか、そういうわけではないのです。実際、「今日○○文字かけた」という達成感は大事にするべきだと思いますし、ポストして意欲につながるのならむしろ積極的にやっていくべきだと思います。


 ここで言いたいのは心境の問題なんですよね。


 まわりがこれだけ書けてるから、とか。昨日はこれだけ書いたし、今日もこれだけ書か「なければ」という思考がよくないなぁと常々思っているわけです。


 いらないです。その焦り。


 オリジナルの文章が思いつかないのであれば「青空文庫」から好きな文体の文豪の文章を模作するとか、好きな歌の歌詞を書き出してみるだとか、好きな作品の二次創作してみるとか、そういうので文章力向上を狙ったり、たまには脳を休めてみたり、推敲したり、本を読んだり、やり様はあるわけです。


 書くのは好きで書いているんでしょうからわざわざその「好き」の質が下がるような思考に陥るのはあまりよくないと思います。ストイックと言えば聞こえはいいですが、筋トレと同じでやり方を間違えば逆効果です。


 X上であるのが140文字小説ですね。興味があればいろいろ読んでみてください。


 きっと面白いものがあるでしょう。


 よくあるのが「ボケて」の画像。あれで笑う人もいるでしょう。


 あそこに1万文字が必要か、という話です。


 『夢十夜』の文字数なんて十夜合わせたって約1万8千文字(たぶん)です。


 面白さ=文字数じゃないのであれば文字数は戦闘かく力に直結していないわけです。


 書きたいものを書きたいときに書きましょう。あれこれ意識は必要かもしれません。書く時間というものをつくらないといけないときがあるかもしれません。


 ただ、文字数に縛られ過ぎるとあなたの個性は吹っ飛んでいくことでしょう。


 個人的に何も考えずに他人の作品を模作するのはおすすめしません。ただの猿真似になりかねないので。


 今回はこの辺で。



あとがき

それはそれとして毎日1万文字かける環境とやる気と体力が欲しいです。


 

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