じいじの昔話

老人が孫相手に、昔話を聞かせているという形で綴られる物語。
文体が飄々として軽快なためか、楽しくすらりと読めます。
ほのぼのとした雰囲気の作品が好きな方に、特にお薦めの作品です。

『第８話　将来の夢』まで読みました。
おじいちゃんの体験談は新鮮で心躍る。
ひとこと紹介にも書きましたが、大好きです。

私の将来の夢は（小学生時点では）童話作家だったなぁ～、などと思い出したりしました。
けれどなにも文章を生業にしているのは作家だけじゃないんですよね。

私もこの世の中にどんな職業があるのか、もっと知っておくべきだったなぁと最近思いました。
気づくのが遅すぎです。

おじいちゃんのお孫さんはそこらへんを教えてもらえてラッキーなんじゃないでしょうか。

第８話まで全部新鮮で全部好きなので、他の皆様にも是非読んでいただきたい。
以上です。
最後に作者様へ。
寒くなってまいりまし…続きを読む

おじいちゃんのひとりごとから進む一人称の物語です。
一話完結となっており、文章も読みやすく丁寧に字下げしているので読みやすいです。

おじいちゃんの会話なので方言などの難しい内容もあり、万人向けとはいきませんが、個人的におじいちゃんのほのぼのキャラが好きで、結構気に入っていたりします。

あまりにもリアルな作りなのでフィクションかなとまで思ってしまいました。
あっぱれです。