疑いから事実へ

ゲームが始まるとすぐに俺とみきゅ含め4名が同じスピードで上がってきた。

そのまま、この順位で突き抜けると思いきや操がロケットを使い逆転した。

1周終わった時の順位は、


3[Lv51]雨月みきゅ

2[Lv87]Arthur

8[Lv7]Guest

11[Lv3]みきゅ信者

9[Lv11]ただのオタク@音ゲーマー@朝民

12[Lv53]るびちゃん

6[Lv15]Mimi

5[Lv4]スネーク@朝民

10[Lv99]みきゅさーてぇてぇ

7[Lv71]アーサー・スケルトンです

4[Lv40]saiiiio

1[Lv100+]Mike.L


えっと、るびるびが最下位だ。(笑)

そして一位が海外ランカーニキだ。

しかも、ランカーだからか結構な差がついている。


そのままなかなか順位が変わらず最終ラップへ。


るびるびが赤甲羅でのし上がり、みきゅたんが急に10位へと下がった。

海外ランカーニキ、lv99のみきゅさー民、俺、音ゲーマーの朝民の4人で一位を競っていた。

そして、ゴール直前。

Mimiというプレイヤーが、雷を打ちそのままゴールイン。


1[Lv15]Mimi

2[Lv11]ただのオタク@音ゲーマー@朝民

3[Lv87]Arthur

4[Lv100+]Mike.L

5[Lv99]みきゅさーてぇてぇ

6[Lv40]saiiiio

7[Lv4]スネーク@朝民

8[Lv71]アーサー・スケルトンです

9[Lv51]雨月みきゅ

10[Lv7]Guest

11[Lv3]みきゅ信者

12[Lv53]るびちゃん


このような結果になった。

早速、優勝のMimiに何をしてほしいか聞くことにした。


「通話してほしいです!」


とのことだったので、せっかくだからみきゅたんも一緒に俺のいるVCに招待した。


「は、はじめまして!」


ん??


「はじめまして、アーサーです。」

「みきゅだよ~」

相変わらず、みきゅたんは軽いなぁ。


すると、Mimiはこう言った。


「突然ですみません。

 あなたの幼馴染に、Mimiって人はいませんか?」


それを聞いた瞬間、血の気が引いた。

話したいことはいろいろあるが、とにかく今は何が起きるかわからないから配信を切ろう。

みきゅも察してくれたのか、すぐに配信を切った。

その後、SNSでこのことが話題になったみたいだ。

彼女だとか、やばい関係とか。

まぁ、そんなことはないけど、一応否定はしておく。


そして、俺は犯人である「二月未海」に電話をかけた。


「おい、これはどういうことだよ。

 "Mimi"って絶対お前だろ?」

「へへ、ばれちゃったか。

 でも、これも全部翔也が悪いよね。

 私に隠れてVを始めて、女友達も作っちゃってさ。」

「それの何が悪いんだよ。

 そもそも、お前らは俺のこと避けてたんじゃないのかよ。」

「それはね、翔也を思ってのことなの。


 だって、少なからず翔也も私たちの事が邪魔だと思ったことない?」


「それは、、、」


言葉が詰まった。

嫌いなわけじゃないけど、正直彼女たちといるだけで嫉妬心を向けられる。

だから、友達もそんなにできなかった。自分が陰キャなのもあるけどね。


「だから、我慢していたの。

 でも、翔也もわかってるよね?

 もう、我慢しなくていいの。」


さっきから言っていることが支離滅裂な気がするが、、

要約すると、俺のためを思って距離を取っていた。

だけど、知らぬ間にVで人気になっていた。

それに嫉妬して、ヤンデレになった。

ってこと??


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