四面楚歌
翌日。
俺はいつも通り(?)未海&有希と一緒に登校をした。
させられたってほうが正しいかな。
いつもは若干黄色い声が飛び散る程度で学校につくのだが、今日は違った。
「ねえ、翔也」
呼ばれたので振り返ると、そこには、、、
目のハイライトが消えたルナがいた。
「「「え」」」
「なんで二人が翔也に引っ付いているの?私は?」
あっ。
いや、それよりも。
「ルナ、今日は撮影じゃ、、、」
「そんなの、置いて来たに決まってるじゃん」
「あと何で、俺たちの秘密のルートが、、、、」
「そんなの、GPS見たらバレバレじゃん」
「え」
「それに、翔也がVtuberだってこと、とっくに知ってるし」
「え」
「昨日、ミミがいたよね。だから、確信に変わったの」
「あ」
終わったぁ、、
てか、これで幼馴染全員ヤンデレ化したってこと?
四面楚歌じゃん。
「ルナさん、これは誤解なんですよ~ははは、、」
「へぇ~。じゃあふたりとも、翔也とはどんな関係?」
「嫁」
「妻」
「あれぇ~?私に隠れて二人もお嫁さん作ってるんだぁ。」
「いや違うんですこれはあいつらが勝手に言ったことで」
「もう翔也のこと信じられないなぁ~」
「どうすれば信じてもらえますか、、?」
「私と付き合って♡」
「え」
「付き合って♡」
「いやルナって最近めちゃ俺に塩対応だったじゃん」
「それは、我慢してたの。」
「あれこれデジャブ?」
「もうVtuberはやめて、わたしと一つになろ♡」
「待ってその言い方は誤解を招く」
とりあえず三人を落ち着かせた。
「とりあえず、今日の放課後話しよう、な?」
「「「わかった」」」
そして放課後。
「で、三人はどうしてヤンデレみたいになってるの?」
「「「好きを我慢してた」」」
「俺ってそんなイケメンだったの?」
「「「それは違う」」」
「oh......」
「じゃあなんで俺のことが好きなの?あと、Vtuber辞めてって言うのはなんで?」
「翔也にはいつも助けてもらってるから」
「Vtuberで人気になると"私達の"翔也が取られてしまうから」
「三人で取り合うより、三人の共有財産にしようかと」
「おいおいおいまてまてまて」
ツッコミどころが多すぎる。
とりあえず、俺は三人と付き合わなければならない。
この時点でおかしい。
Vtuberになった目的は果たされたけど、流石に人気が出すぎたし、Vがきっかけで仲良くなった人もたくさん居るからやめたくはない。
ていうか、るびるびとかみきゅたん、あとえりさんとかは俺のことどう思っているんだろう。
俺は、この三人は置いといて、るびるびたちに明日俺のことについてどう思っているかを聞くことにした。
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おっくれましたぁぁぁぁ
すみません!モチベ切れてました!
New!ダンジョン没作
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