第十話 差

「ライオンクロー!」


 誠が、手に持っていた爪武器で攻撃してきた。


鱗弾スケール・バレット!」


鋼鋏スチールシザー!」

 ブルーとイエローが追撃を飛ばしてきた。


「無駄だよ」


 そう言って、鱗弾ごと、爪を焼き切る。


「なっ!?」


 そう驚いているところに蹴りをぶちかます。


「ゲホッ」


 強化前の俺の自慢の蹴りを喰らったあいつは、吐きながら壁に激突して、そのまま壁が壊れる。


 失禁+吐血+嘔吐で失神しているアホを横目に見ながらボーッとしているブルーに仕掛ける。


「させないよ!甲羅キャラペース!?」


 俺が、身体能力向上に、詠唱を使わないのには理由がある。


 「ケハッ」


 詠唱中に攻撃されると、どうしようもないからだ。


「ヒッ!?」


 ブルーが悲鳴を上げる。イエローが甲羅盾キャラペースシールドを発動する前に顔面グーパンされたのに恐怖したのだろう。目を潰したし、鼻は折った。


「失せろ」


 そのままブルーを殴る。腹の下あたりに当たった。悶絶しているのか声を出さないブルーをそのまま蹴り飛ばす。膀胱と子宮を壊した。ろくな人生を送れないだろう。


「………ッ」


 ピンクは動かない。いや、動けない。ピンクは回復系だ。戦闘力はほとんどない。


「こいつらを連れて引いてくれないか?。命までは取ってないからさ。」


「……ッ」


「沈黙は肯定と見なすよ。」


「……」


「そう。じゃあね。」


 四苦八苦するピンクを横目に、ハイパーノヴァを自称した奴らを一ヶ所に集める。


 そして、そのままワープした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♥️とフォローよろしくお願いします。作者が喜びます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る