第十三話 デート1
「康一君クレーンゲーム上手だね!」
俺は、華憐と一緒にゲーセンにいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「デート行こう!」
時は正午、華憐にデートに誘われた時まで遡る。
「いいけど、なんで?」
俺はこの提案に肯定的だった。華憐と付き合えるかを見極めるのに、有効だと思ったからだ。あと、誰かと一緒に遊びたかったというのもある。
「まだ、付き合うか悩んでるんでしょ。だからさ、お試しでデートしようよ!」
相手もそこら辺は考えていたらしい。
「わかった、デート行こっか。」
そうして、デートに行くことが決まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「まずはゲーセンに行こう!私が奢るからさ!」
華憐が仕切ってくれるらしい。俺達はゲーセンに向かって歩きだす。
「わかった。でも、お金は流石に大丈夫だよ。」
「いや、先輩だから今回は私が奢るよ。決定ね!」
俺にいいところを見てようとしているのか、頑なに譲ろうとしない。
「わかったよ、ゲーセンでは奢られる。ただ、昼飯は奢らせてよ。」
「わかった。」
にっこり笑った彼女の顔は不気味だったが可愛かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そうだろう!」
俺達は、大量の戦利品を持ちながらクレーンゲームエリアを後にした。
「康一君はどうしてこんなにクレーンゲームが上手なの?」
スロットエリアを通過するときに華憐が聞いてきた。
「昔、クレーンゲームに嵌まっててな。」
今でも部屋には大量のフィギュアがある。
「次はあれやろう!」
そこにあったのは、洗濯機と見間違うような音ゲーの筐体だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♥️とフォローよろしくお願いします。作者が喜びます。
デート…こんな感じなのかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます