概要
【完結】利害の一致による契約結婚……ですよね?
名ばかりの子爵家の令嬢セフィーナは見合いを断る口実を探していた。
たとえ行き遅れたとしても、お金はあっても女関係がだらしないという噂がつきまとう人だなんてまっぴらごめんで、なによりも宮廷薬剤師としての仕事を続けたい。
そんなセフィーナに救いの手を差し伸べたのは上司であるリデッドだった。
曰く、契約結婚をしないかと。
互いにメリットがあるのだというリデッドの誘い。
魅力的なお品書きを提示されたセフィーナに断る選択肢はなかった。
「利害の一致、ですか」
「話が早くて助かるよ」
勢いに流される形で始まった契約結婚。
そこに愛はなかったはずなのに、なんだか上司の様子がおかしくて……?
※7/9 溺愛コン応募に伴い第7話を追加
▼あとがきのようなもの
たとえ行き遅れたとしても、お金はあっても女関係がだらしないという噂がつきまとう人だなんてまっぴらごめんで、なによりも宮廷薬剤師としての仕事を続けたい。
そんなセフィーナに救いの手を差し伸べたのは上司であるリデッドだった。
曰く、契約結婚をしないかと。
互いにメリットがあるのだというリデッドの誘い。
魅力的なお品書きを提示されたセフィーナに断る選択肢はなかった。
「利害の一致、ですか」
「話が早くて助かるよ」
勢いに流される形で始まった契約結婚。
そこに愛はなかったはずなのに、なんだか上司の様子がおかしくて……?
※7/9 溺愛コン応募に伴い第7話を追加
▼あとがきのようなもの
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!尊敬する上司との契約結婚…であるはずなのに、両片思い!?
両片思いが激烈に好きな立場から、まず、お礼を言わせて欲しいと思います。
ありがとうございます、両片思い万歳。
理解のある尊敬できる上司との契約結婚——。
けれどそこには甘い甘い気持ちがあったのです(主人公は気づいていない……!?)
2人の気持ちが通じる日は、いつなのか……。たまらない、好きです。
両片思いの醍醐味は、互いに思い合っているのにすれ違ったり、ある意味盲目的になっていて相手の思いを見誤ったりする中に、ほんの一瞬、想いが交差するところから恋が発展していく所だと思うのですが、このお話は、そんな両片思いの美味しい部分が丁寧に書かれていて身悶えしました。
恋愛描写以外にも、ミステリ要…続きを読む