概要
魔法が消えゆく世界の錬金術師は、物凄く日常指向です。
世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその
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おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!幼なじみの溺愛っぷりがすごい!?(なお付き合ってない)
錬金術師の師匠が死んだ。
その息子から、手酷く家を追い出されたカモミール(ミリー)。
かの偉大なる錬金術師テオドール・フレーメの死後、世界から錬金術や魔法がどんどん消えていった。
化粧品などを作る『小さな錬金術』の使い手であるカモミールは、元錬金術師の工房を買い、そこを新天地とした。
そして彼女は新たなブランドを立ち上げて、奔走する。
だが、二つ問題がある。
一つは、その工房にあった錬金釜に、強い自我を持つ精霊がいたこと。しかもその工房は、かのフレーメのものだったのだ!
もう一つは、幼なじみのヴァージルがとっっても過保護だったこと。
……しかし、そんなヴァージルには、とんでもない秘…続きを読む