「青春」の「永遠さ」を感じることが出来る作品
- ★★★ Excellent!!!
中学3年生の仲良しな4人組。それぞれが抱えているものはあれど、仲間といるときは、青春真っ只中でいられる少年たち。
4人のうちの一人、知広は不正をした教師の怪しい現場を目撃し、たまたま「呪いの時計」なるものを見てしまう。
そして、「時計の謎」と教師の秘密を探り、「廃墟となった学校」に向かうところから、4人のひと夏の冒険が始まります。
“一人ではできない”ことも“仲間となら”できること
弱くてどうしようもない自分でも、受け入れている誰かがいること
無くなってしまったら寂しくなる大切なものが出来ること
冒険の中に少年たちの成長と深い友情もしっかりと描かれていて、「かけがえのない青春」を確かに感じることが出来ると思います。
ベースとなった有名青春小説が好きな方も、そうでない方も、青春を過ごしている方も楽しんで読める作品です。ぜひ!