縁。

美しいを越えてうつくしい、空気の粒子をつかんであやものを縫うような、人とそうでないものたちのかえる場所から、そういえばそういうこともあったね、とやさしく柔らかく、想い起こしを語るような。

本作は、ながめの、たった一行の、ひと言の、愛のことば。

えにしは、続くのです。
胸のうちに溜めた涙が枯れない限り。

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