概要
「……ここ、どこ?」 「どこだろう? うーん、多分……森?」
才色兼備な女子高生「葵キイロ」は、夏休みの出校日、幼馴染でちょっとおバカな「紬メル」との下校中、駅のホームから落ちた子供を助けた直後に異世界の森の中に転移する。
「……ここ、どこよ」 「どこだろう? うーんと、多分……森?」「いやいや、それは見れば分かるんだけど」
轢かれたのはキイロだけだったはずなのに、何故かメルも一緒に異世界転移していた。
その上、女神からスキルを授かったのはキイロではなくメルの方……?
そのスキルは『質量変化』──自身と自身が触れたものの重さを自在に変化させる、という常識はずれな能力だった。
でも使い手がおバカなのであんまり意味がない……!?
キイロはメルを護るために自分の出来ること即ち『観察と思考』でこの世界を生き抜くことを決意する。
中身が正反対な二人の女
「……ここ、どこよ」 「どこだろう? うーんと、多分……森?」「いやいや、それは見れば分かるんだけど」
轢かれたのはキイロだけだったはずなのに、何故かメルも一緒に異世界転移していた。
その上、女神からスキルを授かったのはキイロではなくメルの方……?
そのスキルは『質量変化』──自身と自身が触れたものの重さを自在に変化させる、という常識はずれな能力だった。
でも使い手がおバカなのであんまり意味がない……!?
キイロはメルを護るために自分の出来ること即ち『観察と思考』でこの世界を生き抜くことを決意する。
中身が正反対な二人の女